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ロマネスコ-プランターで育てよう

ロマネスコ

ロマネスコ-基本情報

イタリア語の呼び方ブロッコロ・ ロマネスコ (ローマのブロッコリーの意味)から日本ではロマネスコと呼ばれる。カリフラワーの変種。カリブロとも呼ばれる。

分類:アブラナ科アブラナ属

英名:Romanesco broccoli 学名:Brassica oleracea

原産地:地中海沿岸

ロマネスコ-品種や種類

渡辺農事株式会社

【ネオ・スパイラル】耐暑性に優れ、高温による生理障害や花蕾頂の変化が少ない。秋冬どりで定植後約90日で収穫(播種が遅い場合低温でアントシアンが発生するので推奨播種期を守る)、春夏どりで定植後約65~70日で収穫ができる(茎葉と花蕾形成が同時進行なので苗の老化や植え傷みを避ける。早生種。鮮やかな黄緑色で甘みが強い。スパイラルロマネスコは渡辺農事株式会社の商標。

グストイタリアシリーズ

トキタ種苗のイタリア野菜のプロジェクト。 

【ラファエロ】同じシリーズのダヴィンチと比べて晩生で耐寒性が良い、霜害にも強い。

【ミケランジェロ】ある程度の耐暑性あり、高温障害の発生が少ない。春秋2作可能なタイプ。春作は定植後75~80日で収穫(春作の花蕾品質はダ・ヴィンチよりも良い)、秋作は定植後約110日で収穫。

【ダ・ヴィンチ】耐寒性が強い、早生種で定植後75~90日で収穫。秋まきだけであればミケランジェロよりも早生。

おすすめは・・・・渡辺農事株式会社の【ネオ・スパイラル】

ロマネスコ-栽培方法

ロマネスコ

・水はけをよくして日当たりのいい場所で植え付ける

・夏まき(秋作)が比較的おすすめ

・肥えた土壌を好むので肥料切れに注意

ロマネスコ-育て方

ロマネスコ-種まきから始める場合

温暖地で育てた場合≫ 冬まき(1月下旬~3月上旬)、 夏まき(7月中旬~8月下旬) 

※双葉が開く直前までは直射日光を避けて育てる

発芽適温:20~25℃ 生育適温:15~25℃

発芽まで約2日

※ロマネスコの発芽は日陰ですること

ロマネスコ-育苗

育苗期間:35日前後 

ロマネスコ-苗の定植

本葉7~8枚  株間 約40~50cm

※秋冬どりは株を育てるために暑さの少し残る時期に植え付ける

植えるプランターに苗のポットが入るくらい穴を掘り高さを決める。定植の前に穴に水をやり、苗を植えてから全体に水をまく。暖かい時期は害虫もつきやすいので不織布などで覆って虫よけをする

ロマネスコ-追肥

約2週間に1回適量を追肥

ロマネスコ-収穫

ロマネスコは寒さによって花芽が出やすくなります。

品種によって異なりますが15cm~20cmほどで収穫。ブロッコリーと違い側花蕾はでてきません。収穫は1回のみ

コンパニオンプランツ(混植)・後作(あとさく)おすすめ

混植:リーフレタス、春菊、にんじん、マリーゴールド、カモミールなど(害虫予防)

後作:レタス、ナス、トマトなど

混植:ニラ、ネギ類などは×

後作:アブラナ科(ブロッコリー、キャベツ、白菜、カブなど)、などは×

連作障害・害虫

連作障害あり:1~2年間隔をあける

害虫:ヨトウムシ、シンクイムシ、アオムシなど

【対策】温かいうちは不織布など虫よけで覆う。見つけ次第処理をする

病気:ボト二ング(生長しきる前に花芽ができる)、リーフィー(花蕾の中に小さな葉っぱが現れる)

食べ方

ブロッコリーやカリフラワーと同じようにゆでたり焼いたりして食べる。少し硬めにゆでると食感が残り美味しい。

塩ゆでした後、サラダに入れて好きなドレッシングで食べるのもおすすめ

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