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ズッキーニ-ふくろ栽培で育てよう

ズッキーニ

ズッキーニ-基本情報

外見はきゅうりににている ズッキーニ かぼちゃの仲間です。

和名:ウリカボチャ

分類:ウリ科カボチャ属

英名:Zucchini、Courgette

学名:Cucurbita pepo

原産地:北アメリカ南部からメキシコ

ズッキーニ-品種例

ズッキーニ:緑種、黄色種など(黄色いものは皮が薄めで苦みが少ない。長さ20cmくらいが食べ頃)

丸ズッキーニ:緑、深緑、黄色など(球形で直径10cmくらい、縞模様たいぷもある)

UFOズッキーニ:薄緑色の円盤形

ズッキーニ-ふくろ栽培

ズッキーニ

育て方

・最低気温が10℃以下にならなくなり、遅霜がなくなったら植え付け

・大きく育つのでふくろ栽培が株間をあけやすく育てやすい

・中空(茎の中が空)なので支柱を立てる等をして主茎が折れないようにする

※品種や環境、栽培条件にによって調整してください

種から育てる場合

温暖地で育てた場合≫ 4月~6月 

発芽適温:25~30℃ 生育適温:18~25℃

セルトレイに1粒ずつ湿らした土にきれいに並べて種蒔き 深さ1~2cm(嫌光性種子)

発芽まで約7日

本葉が出はじめたら12cmポットにポット上げ

定植

株間:約90cm以上

最低気温が10℃以下にならなくなり、遅霜がなくなってから

本葉が4枚程度の株を定植する

ふくろ栽培の培養土は20L以上が好ましい

苗が小さいうちはトンネル・虫よけ等をして害虫予防、マルチや敷きわらで泥はねを防ぐ、行燈(あんどん)をたてて風除けをする

追肥

定植の2週間後に追肥

以降は肥料切れを起こさないよう半月に1度追肥

支柱立て

成長してくると倒れてくるので斜めに倒れる方向にY字の支柱を立てたり、支柱を2本両脇に立てて成長とともに麻ひもで段階的に支えていくなど色々な方法があります。

葉っぱのあたりに支柱を立て2枚の葉っぱの根元(茎)で支えたり、支柱を立てて糸を張り、葉っぱを支える方法なども。

※中空のため、まっすぐに支柱を立てると強風で折れることが多いので斜めに誘導する。斜めにすることで葉に光があたりやすくもなる

人工授粉

花のガクの下にふくらみがあるのが雌花です。早朝(朝の9時まで)に筆などで人工授粉させたり、雄花を摘み取って花びらを外し直接雌花に人工授粉させましょう

収穫

受粉後、約1週間 約20cmになったらハサミ等で収穫

収穫後は下の葉は葉欠きしておく。ただし、一番下の葉の茎は支えにするので切り口が下を向くように葉だけを切り落としておく(切り口を下に向けないと病気が発生しやすくなる)

花ズッキーニ:約10cmほどで花のついた状態で収穫すると花ズッキーニと呼ばれるものが収穫できます。天ぷらや肉詰めにして食べましょう

ズッキーニは【クルルビタシン】という成分を含有しています。

含有量が少ない時は苦みや渋みを感じるのは少なく、感じる場合はクルルビタシンを多く含む場合が多く、食べることで下痢・嘔吐・腹痛などの食中毒症状が起こる可能性があるので調理前に確認し食べないようにしましょう。

クルルビタシンが増える要素としては栽培中の温度管理、肥料過多、水分不足などが原因とされています。

コンパニオンプランツ(混植)・後作(あとさく)おすすめ

混植:枝豆、ネギ、トウモロコシなど

混植:キュウリ、スイカ、メロン、カボチャなどは×

連作障害・害虫

連作は可能

害虫:ウリハムシ、アブラムシ、ハモグリバエなど

ズッキーニ-食べ方

サラダ、焼く、炒める、揚げる、天ぷら

チーズ焼きにして、だししょうゆをかけて食べるのがおすすめ

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