マリーゴールド-基本情報
マリーゴールド コンパニオンプランツとして優秀。おとり役や予防、忌避効果があります。
分類:キク科コウオウソウ属(マンジュギク属)
英名:marigold
学名:Tagetes
原産地:メキシコ
マリーゴールド-品種例
【フレンチ・マリーゴールド】和名:紅黄草(こうおうそう)、孔雀草(くじゃくそう)、万寿菊(まんじゅぎく)背丈が低く横に広がりやすい。30℃を超えると花を咲かせにくい。
【アフリカン・マリーゴールド】和名:千寿菊(せんじゅぎく)、山椒菊(さんしょうぎく)背丈が高く大輪の花を咲かせる。暑さにも強く、暑すぎる中でも花を咲かせやすい
※和名の千、万は花の大きさではなく開花期の長さ。
【メキシカン・マリーゴールド】乾燥に強く過湿に少し弱いので乾燥気味に育てる、花は小さい
【レモン・マリーゴールド】耐寒性・耐暑性に優れ、極端な乾燥以外の環境では水やりは雨にまかせていいので育てやすい。黄色の花を咲かせ名前の通りレモンなどの爽やかな香りがする
【ミント・マリーゴールド】こちらも耐寒性・耐暑性に優れ、極端な乾燥以外の環境では水やりは雨にまかせていいので育てやすい。
マリーゴールド-育て方
≪温暖地で育てた場合≫ 春まき(3月下旬~) 開花期:4月~10月 ほぼ1年草
発芽適温:20~25℃ 生育適温:15~25℃
種まき
3月下旬~ポットで育苗・じかにプランターに蒔いても良い
発芽まで約7日
植えつけ
ポットで育苗した場合は本葉が6~7枚で植えつけ
株間:20cm以上(アフリカン種の場合は30cm以上)
管理
風通しを良くするため剪定や切り戻しをする。枯れた花などは摘んでいきましょう
連作障害・害虫・病気
連作障害なし
害虫:アブラムシ、ハダニなど:見つけ次第、養生テープ等で駆除する
病気:立ち枯病、灰色かび病など
マリーゴールド-コンパニオンプランツとしての効果
線虫(せんちゅう):ほとんどの品種で長期防除効果がある(コンパニオンプランツ、鋤きこみ)
モンシロチョウ、アブラムシ:忌避(きひ)効果がある
ナメクジ:キク科やアブラナ科を好むため、新芽や柔らかな葉を食害するナメクジを引きつけ周りの植物のおとり役をしてくれる(マリーゴールドはキク科)
マリーゴールド-相性が良い野菜
ナス科:トマト、ナス、ピーマン、パプリカ、シシトウなど
アブラナ科:大根、カブなど
マリーゴールド-花言葉
勇者、勇気、変わらぬ愛、嫉妬、絶望、孤独「勇者」「健康」「可憐な愛情」「真心」などです。一方で、「嫉妬」「悲しみ」「絶望」
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