基本情報
和名:木立花椰菜(きだちはなやさい)、芽花椰菜(めはなやさい)、緑花椰菜(みどりはなやさい)
分類:アブラナ科アブラナ属
英名:Broccoli
学名:Brassica oleracea var. italica
原産地:地中海沿岸
種類
頂花蕾型:一般的に市場でブロッコリーと呼ばれるもの。品種はピクセル、おはようなど
わき芽型:一般的なブロッコリーと比べ茎の部分が長く「茎ブロッコリー」と呼ばれる。茎が柔らかく甘みがある。品種はスティックセニョールなど
カリフラワーとの交配種にロマネスコがある
プランター栽培
育て方
・少ない株数を植えるときは苗からがおすすめ
・秋冬育ては肥料のやりすぎに注意
・収穫は晴れた日に切った面が太陽に向くようにカット
・側花蕾が育つので収穫後は追肥
※品種や環境、栽培条件にによって調整してください
種から育てる場合
≪温暖地で育てた場合≫春と夏(春まき:2月中旬から下旬 夏まき:7月中旬~下旬 9月上旬までに植え付けを終える)
発芽適温:15~25℃ 生育適温:15~20℃
箱に土を入れ10cm間隔で種をまく(セルトレイに2粒ずつ) 本葉2枚ほどでポットへ
※害虫除けに防虫ネットや寒冷紗をする
発芽まで約3日 収穫まで約90日(約3ヶ月)
※珍しい品種を育てる時以外は苗からがおすすめ
植え付け
本葉5枚ほどになったら苗を植え付けます
※ホームセンターなどでは苗も販売していますので、初心者の方や数株しか植えない方は苗からがおすすめ
株間40~50cm程度
追肥
本葉7枚ほどで追肥と土寄せ
頂花蕾が少し見えたら2週間に1度追肥と土寄せ
根は葉と同じくらい広がっているといわれます。葉先を目安に追肥を。土寄せも忘れずに
※15℃を下回ると生長のスピードが遅くなるので肥料が土に残ってしまいます。秋冬に育てるブロッコリーの追肥は様子を見ながら控えめに
収穫
約90日 頂花蕾(ちょうからい)は直径が14cmほど で収穫
頂花蕾収穫時、晴天の日に太陽に向かって日が当たるように斜めにカットすると、切り口が早く乾燥し病気予防に。
頂花蕾収穫後は追肥。わき芽を伸ばすと側花蕾(そくからい)を直径5cmほどのものを複数収穫できます。
コンパニオンプランツ(混植)・後作(あとさく)おすすめ
混植:サニーレタス、ナスタチウム、にんにく、春菊、にんじん、パセリ、ほうれん草、マリーゴールド、ミントなど
後作:枝豆、じゃがいも、とうもろこし、トマト、ナス、レタスなど
混植:ニラ、ネギ類などは×
後作:アブラナ科(カブ、カリフラワー、キャベツ、小松菜、ダイコン、ハクサイ)などは×
連作障害・害虫・コンパニオンプランツ
連作障害あり:2~3年間隔をあける
害虫:アオムシ(モンシロチョウの幼虫)、アブラムシ、コナガの幼虫、ヨトウムシ(ヨトウガの幼虫)など
※寒くなってくると鳥が葉っぱを食べにやってきます。寒さ除けに寒冷紗などをかけましょう。
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