カリフラワー-基本情報
和名:花椰菜(はなやさい)、花キャベツ、花甘藍(はなかんらん)、木立花葉牡丹(きだちはなはぼたん)
分類:アブラナ科アブラナ属
英名:Cauliflower
学名:Brassica oleracea var. botrytis
原産地:地中海沿岸
カリフラワー-品種例
白色が日本で一般的な種類
オレンジブーケ:橙色のカリフラワー、花蕾が淡いオレンジ色でカロテン含有。茹でると濃いオレンジ色に
紫カリフラワー:パープルフラワー、花蕾が紫なので「バイオレット」とも呼ばれアントシアニン含有。白色より栄養価は高いが栽培は難しく茹でると色は緑色になる
ロマネスコ:カリフラワーとブロッコリーの掛け合わせ。黄緑色の尖った花蕾
カリフローレ:花蕾の部分が小ぶり、花茎がスティックタイプ
カリフラワー-プランター栽培
カリフラワー-育て方
・少ない株数を植えるときは苗からがおすすめ
・白色は外葉で包んで変色対策を
・秋冬育ては肥料のやりすぎに注意
※品種や環境、栽培条件にによって調整してください
種から育てる場合
≪温暖地で育てた場合≫春と夏(春まき:2月中旬から下旬 夏まき:7月中旬~下旬 9月上旬までに植え付けを終える)
発芽適温:15~25℃ 生育適温:15~20℃
箱に土を入れ10cm間隔で種をまく(セルトレイなら2粒ずつ) 本葉2枚ほどでポットへ
※害虫除けに防虫ネットや寒冷紗をする
発芽まで約3日 収穫まで約90日(約3ヶ月)
※珍しい品種を育てる時以外は苗からがおすすめ
カリフラワー-植え付け
本葉5枚ほどになったら苗を植え付けます
※ホームセンターなどでは苗も販売していますので、初心者の方や数株しか植えない方は苗からがおすすめ
株間40~50cm程度
カリフラワー-追肥
本葉7枚ほどで追肥と土寄せ
花蕾が少し見え始めたら2週間毎に1度追肥と土寄せ
根は葉と同じくらい広がっているといわれます。葉先を目安に追肥を。土寄せも忘れずに
※15℃を下回ると生長のスピードが遅くなるので肥料が土に残ってしまいます。秋冬に育てるカリフラワーの追肥は様子を見ながら控えめに
※白色のカリフラワーは直射日光や霜で変色や傷みが出ます。外葉を包んでたばねて変色対策
カリフラワー-収穫
約90日 花蕾(からい)が直径が15cmほどで収穫
白色は花蕾に隙間ができる前に、色付きは色が落ちる前に収穫する
※ブロッコリーと違い、頂花蕾収穫後、側花蕾は出てきません
コンパニオンプランツ(混植)・後作(あとさく)おすすめ
混植:サニーレタス、ナスタチウム、にんにく、春菊、パセリ、マリーゴールド、ミントなど
後作:トマト、ナス、レタスなど
混植:ニラ、ネギ類などは×
後作:アブラナ科(カブ、キャベツ、小松菜、ダイコン、ハクサイ、ブロッコリーなど)などは×
連作障害・害虫
連作障害あり:2~3年間隔をあける
害虫:アオムシ(モンシロチョウの幼虫)、アブラムシ、コナガの幼虫、ヨトウムシ(ヨトウガの幼虫)など
※寒くなってくると鳥が葉っぱを食べにやってきます。寒さ除けに寒冷紗などをかけましょう。
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