基本情報
和名:春菊(しゅんぎく)、関西地方では菊菜(きくな)とも呼ばれる
分類:キク科シュンギク属
英名:Garland chrysanthemum
学名:Glebionis coronaria
原産地:地中海沿岸
品種例
大葉種:株ごと収穫することが多い【おたふく春菊、菊之助など】
中大葉種:中葉と大葉の特徴をもつ【大和きくななど】
中葉種:切れ込みの多い細い葉。関東地方でよくみられる【菊次郎など】
小葉種:葉の切れ込みが深く、香りが強い、収量が少ない。
【株立ち型・株張り型】株立ち型は茎が伸びやすく葉を収穫していきます。株張り型は関西で多く栽培されていて、葉が柔らかく厚めで株元から収穫する。
プランター栽培
育て方
※品種や環境、栽培条件にによって調整してください
種まき
≪温暖地で育てた場合≫ 春と秋(春まき:3月中旬~4月中旬 秋まき:9月~10月上旬)
※春まきはとう立ちしやすいので秋まきがおすすめ
発芽適温:15~20℃ 生育適温:15~20℃
すじまきで覆土は薄くする(好光性種子) 条間 約20~30cm
発芽まで約5日 収穫まで約30日
間引き
間引きは3回(株張り型で抜き取る場合は2回)
①本葉が出始めたら株間3cm ②本葉3~4枚で株間6cm
※株張り型で抜き取る場合は間引きはここまで
③本葉7~8枚で株間15cm
3回目の間引きは株立ち型で生育する場合
間引き毎に土寄せと追肥
収穫
約30日
収穫目安:株立ち型は高さ20cmほど(本葉10枚)になったら半分(下葉4~5枚)ほど残し摘心
・株張り型は高さ15~20cmで株元から収穫
コンパニオンプランツ(混植)・後作(あとさく)おすすめ
混植:アブラナ科(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、小松菜、チンゲンサイ他)、バジルなど
後作:小松菜、ほうれん草など
しゅんぎくとアブラナ科を混植することで、しゅんぎくがモンシロチョウ(あおむし)やコナガを寄せ付けにくく害虫対策になる。
混植:じゃがいもなどは×
後作:レタス、ゴボウなどは×
連作障害・害虫
連作障害あり:1~2年間隔をあける
害虫:ヨトウムシ、アブラムシ、ハモグリバエなど
食べ方
鍋、天ぷら、炒める
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