ペピーノ-基本情報
和名: ペピーノ
分類:ナス科ナス属
英名:Pepino、Pepino melon
学名:Solanum muricatum
原産地:エクアドル(南アメリカ)
ペピーノ-品種例
ロイヤルカスタード:収穫後縞模様が薄くなってくるとエグ味が出てしまう。日本の国内のメインの品種といわれている。
アップリンミミー:中生種。リンゴのような香りでハートの形をしている。
ゴールドNo.1:早生種。糖度が高くたくさん実りやすい。改良種のゴールドボーイは糖度がさらに高いゴールドボーイは晩生種。
ペピーノ-栽培方法
育て方
・育て方はトマトとほとんど同じ
・薄黄色くなりスジの色が濃くなったら食べ頃
※品種や環境、栽培条件にによって調整してください
植付け
≪温暖地で育てた場合≫
耐寒温度:約5℃ 生育適温:18~24℃ 25℃以上になると花粉が出来ずに結実しません。30℃以上の高温に弱いので遮光など対策をする。
株間60cm (プランターの場合は8号鉢以上)
1.5mほどの支柱を立てる(1本仕立て)
10日ほどで生長してくる。わき芽が出てくるのでトマトと同じように5cmほどで取り除く
追肥
有機肥料の置き肥。10日ごとに発酵油粕3~5粒(魚粕もとてもよく実が甘くなる)
人工授粉
花が咲いたら筆などで人工授粉(4月~6月頃)をしましょう。
摘果・収穫
実を大きくするため1房2~3個になるように摘果
収穫時期は7~8月頃
薄い緑色から黄色になったら収穫。2~3日追熟して薄黄色くなりスジの色が濃くなったら食べ頃
挿し木
挿し木時期:4~5月 9~10月
枝を5cmほど切って清潔な土に挿す。約1ヶ月で発根するので植え替え
コンパニオンプランツ(混植)・後作(あとさく)おすすめ
混植:バジル、マリーゴールドなど
後作:ブロッコリー、キャベツ、ミツバなど
【バジル】独特の香りで害虫が付きにくくなる
【マリーゴールド】センチュウの抑制
混植:ナス科(トマト、ナス、ピーマン)、ウリ科(キュウリ)、トウモロコシなどは×
後作:ナス科(トマト、ナス、ピーマン)、キュウリ、根菜類などは×
連作障害・害虫
連作障害あり:3~4年間隔をあける
害虫:ハダニ、アブラムシ、コナジラミなど
【ハダニ対策】木酢液、ニームオイル、えひめAIなどで予防と生育促進
ペピーノ-食べ方
薄皮を剥いて生食。スジの色が薄くなるとエグ味が出てくるので早めに食べる。
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