基本情報
和名:ジャガイモ、馬鈴薯(ばれいしょ)
分類:ナス科ナス属
英名:Potato
学名:Solanum tuberosum
原産地:南アメリカのアンデス山脈
品種例
男爵薯(だんしゃくいも):ほくほく食感、煮くずれしやすい
メークイン:煮くずれしにくい
キタアカリ:ほっくり食感、煮くずれしやすい、マッシュポテト、ポテトサラダ、コロッケなどにおすすめ
ワセシロ・トヨシロ:揚げ物向き、ポテトチップスなど
インカのめざめ:甘みが強くさつまいもや栗に似た濃厚な味、収穫量が少なく病害虫に弱い、長期保存に不向き
アンデスレッド:皮が濃い赤色。ねっとりとした食感と濃厚な甘味が特徴、揚げ物、ポテトサラダ、ポタージュ向き
ぽろしり:カルビーポテト株式会社が育成したポテトチップスにおすすめの品種。病気に強く育てやすい。煮崩れしにくい油料理におすすめ
プランター栽培
育て方
・芽出しをしてから植え、植え付け時は水をたっぷり、その後は土が乾いたら水やり
・収穫は葉が黄色く枯れ切ってしまってから、晴天の3日ほど続いた日
※品種や環境、栽培条件にによって調整してください
種いも
≪温暖地で育てた場合≫ 春と秋(春植え:2月~3月 秋植え:8月~9月)
発芽適温:15~20℃
1片が30g~40g前後になるように ※小ぶりなもの、秋植えは切らない
収穫まで約90日(約3か月)
芽だし
雨や直射日光のあたらない明るい場所で芽出し:約2週間程度
※2~3㎜程度の小さな芽が出れば芽出し完了(品種により芽出しが必要ないものもある)
植え付け
株間:約30cm 深さ10cmほど
※植え付け後はたっぷりと水をやり、その後土が乾いたらたっぷりと水をやる。土が乾いてないうちに水をやると腐ってしまうことがある
芽かき
芽が15cmほどになったら、1株から2本になるように芽かき
※種いもが抜けないようにハサミで切る
追肥
追肥は2回
①芽かき後に追肥と土寄せ ②蕾がつき始めたら追肥と土寄せ
※土からイモが出てしまうと日に当たり緑色になり、ソラニン(有害物質)ができるため食べることができない
収穫
収穫のタイミングは葉が黄色くなり枯れ切ってしまってから。土が湿っていると腐りやすくなるので、2~3日晴天が続いた日に収穫する
コンパニオンプランツ(混植)・後作(あとさく)
混植:セロリ、ソラマメ、とうもろこし、マリーゴールドなど
後作:枝豆、キャベツ、きゅうり、小松菜、とうもろこし、ハクサイ、ネギ、ブロッコリーなど
混植:ナス科(トマト、ナス、ピーマン)ウリ科(かぼちゃ、きゅうり)、エンドウ、キャベツなどは×
後作:ナス科(トマト、ナス、ピーマン)、根菜類などは×
連作障害・害虫
連作障害あり:2~3年間隔をあける
害虫:アブラムシなど
食べ方
煮物
肉じゃが、ポトフなど
揚げる
ポテトチップス、フライドポテトなど
ホイル焼き
アルミホイルで丸ごと包み、バターや塩で
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